2008年05月11日

被害者の立場

人間が未熟なレベルの時にとりがちな、一定の態度があります。

それは「被害者」という態度です。

何かうまくいかない事が起きた時、自分は悪くない、悪いのはお前だという立場です。




何故未熟なレベルがこの立場に陥りやすいかというと、ひとつには責任を取らなくていいからです。


さらには、被害者の立場をとれば、簡単に相手を責めることができます。

「許すも許さないもこちら次第だ」というように、力を得て主導権を取った気になるのです。


しかも相手の非を責めている時は、自分は正しいという感覚を持つことができます。


一見いいことばかりなので、ついこの立場をとってしまうのです。




幼稚な人を見ていると、その傾向は顕著に見てとれます。

いかに自分が可哀想なのかをアピールして、こんなに悲しんでいる自分のことを、みんなはもっと注目して大切にするべきだという態度を振りまきます。


でもそれをやるたびに、周りからの評価は下がるばかりです。



成熟した大人は、むやみに人のせいにしないで、起きた問題を自分の何が作り出したのかという視点から振り返ります。

自らが反省することで学ぼうとするのです。




国家間においては、自らの非を認めると、相手国はすぐにそこにつけ込んでくるので難しいかと思いますが、あまり開きなおり過ぎても国益に反すると思います。



アノ国も、少しはそのことに気づくといいですね。







みんなで仲良く助けあって生きていきましょう。

   

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2008年05月10日

解決策

みんなわかっているのに口にしないことがあります。

チベットやウイグルなどへの人権問題や、北の拉致問題やその他もろもろの問題を解決する方法が一つだけあるということ。



それは中国と北朝鮮の独裁政権が崩壊することです。

でも崩壊した後に何が起きるかを考えると、中国では民族紛争が激化して、治安悪化が進み、経済が大混乱し、その余波は世界経済を直撃し、北朝鮮も含めて無数の難民が国境を渡り・・・

ちょっと考えただけでため息が出そうです。



一番理想的なのは、世界と協調するしか生き残れないと悟った一派がクーデターを起こし、すぐさま新政権を樹立して、一気に開放的な国家建設を進めていく。

いつのまにか中国は、経済的にも、人道的にも、他国が学びたくなるような品格ある国家に生まれ変わっている。

なんてね。




それにしても今までの中国政府のやり方は、あまりにも乱暴で知性と品性を欠いていたので、世界中から見下されてしまいました。


こんなことなら聖火リレーなんてやらなければよかったと中国政府の大方が思っていると思います。


彼らの誤算は、自分たちの経済的影響力があれば、各国に有無を言わさずに事を解決できると思ったことです。




たしかに政府関係者は黙らせることができましたが、一般市民を黙らせるのは無理です。

だって市民は、直接中国からの恩恵を受けているとは感じていないからです。

しかも自由に意見が言える環境があり、情報も瞬時に手に入ります。


そんな世界市民の反逆と影響までは、予想できなかったのでしょう。




はりぼて政権は、これから先どこに行くのでしょうか。






世界が平和でありますように

   

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2008年05月09日

世界中どこだって・・・

さてチベット問題に端を発して、中国という国を見つめてきましたが、それはあくまで中国政府に対するもので、一般の中国人民に対するものではありません。


それは世界中どの国に対しても言えることです。



ディズニーランドのリトルワールドで、子供たちが歌っているように


世界中どこだって 笑いあり涙あり・・・

なのですから。 



戦争中は敵国を鬼畜米英などと呼び、まるで異国人は人間的資質を持ちえていないかのような印象を与えていました。

実際にそれを信じて戦った人たちも少なくなかったことでしょう。


相手国も日本を極悪イメージで宣伝していたので、どっちもどっちです。




でもいまや僕たちが入手できる情報量が飛躍的に増えたことで、そのようなまやかしには乗りません。

どこの国にも、どの地域にも、あたりまえな人間の営みがあるのですから。



もっと市民レベルで理解と交流が進めばいいと思う今日この頃です。


そのためにも、このネット社会が果たす役割は大きそうですね。



世界が平和でありますように

この地上から苦しみが消えますように

世界の街角に子供達の元気な声が響きますように






今日もそんな祈りをささげています。

   

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2008年05月08日

白昼夢

パンダの借り賃が10年間で10億円以上って聞いて、「パンダいらないよ」という意見が増えているそうです。


もちろん僕もいらない派です。


10億円の名目は、レンタル料じゃなくて希少動物保護への寄付金ってことだそうですが、何のことかよくわかりません。


もしお借りしている間に子供が生まれたりすると、もちろんその子も中国のもので、日本には新たに支払うべき寄付金が発生します。




そのお金は税金から支払われるわけで、このさい資産家の田中真紀子さんに払ってもらったらどうかっていう意見は、今のところ聞かれません。


壊れついでに意見を言えば、パンダよりも北の将軍様をお借りして、檻の中でタイヤで遊んでいてもらいたいと思います。


きっと可愛いと思うし、そうすれば世の中も少し平和になるかと・・・






失礼しましたm(_ _)m





パンダを頭下げてまで借りなくていいと思う人は押してください。

   

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2008年05月07日

パンダ外交

こちらでは何を書こうかと思ったんですけど、やっぱり今日は現実路線ネタでいってみましょう。



結局来日したアノ人の話。


ああいう国でトップまで出世する人は、愛国心が強くて、国を脅かす出来事に対しては徹底的に無慈悲なまでの弾圧によって解決してしまうタイプが多いかと思います。

そのあたりのことはさんざん書いてきたので省きますが、来日を伝えるテレビから流される映像の中心がパンダというのも皮肉な話です。


だってパンダはチベットに生息するチベット特有の動物なんですから。



そのほとんどは四川省のアバ州で生息していました。

アバ州とは、アバ・チベット族チャン族自治州のことです。

純然たるチベット人居住地域なのです。


そのことをしっかりと伝えながら、テレビやマスコミも「パンダ熱烈的歓迎!」って言ってほしいと思います。

そうすればパンダを見るたびに、視聴者がチベット問題を思い出すことができます。



今のままだと、まるで中国政府がパンダのように愛らしい組織と錯覚されかねませんよね。




多くの人に届きますように

 



  

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2008年05月05日

御縁

今日は端午の節句ですね。

でも節句は旧暦でないとピンときません。



今日も天河ネタですが、天河に行くタイミングは決められているように思う人は僕だけではないと思います。

このたび多くの人からメールを頂きましたが、その中には天河との運命的な出会いを感じている人も多くおられました。



平成4年6月。

その半年前に生まれた息子と妻と3人で、天河を訪れたことがあります。

行ったその日が偶然(?)に旧暦の端午の節句で、その息子は思いがけずに初節句を天河でお祝いして頂く事ができました。


赤ん坊を抱いて神殿に昇ると

「よく来ましたね」

と声をかけてもらったような気がしました。


とても祝福されていると感じました。





さて、今年は60年に一度の秘仏の御開帳とのことですが、その際にただ一人奉納演奏する音楽家の岡野弘幹さんは、僕が方広寺で始めたセミナーの最初の一人目の受講者です。

そのセミナーは、彼から多くの人たちに広がっていき、沖縄に来る直前まで支持してもらうことができました。



その御縁も天河から頂いたものです。






これからも応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年05月04日

必然

さて、かんながら物語第二部の構想が、少しずつ出来上がってきています。

なぜまだ着手しないのかというと、まさに今、大きな運命の流れが来ていて、そのことがはっきりすると、物語の視点がまったく変わってしまうからです。


あいまいな説明で申し訳ないのですが、いつか全てをお話しできる日が来ると思います。



人生では起きることが起きている。

それは最初から決められている。


そんなふうに思ってしまう今日この頃です。





これからもよろしくお願いします。

 
  

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2008年05月03日

井の中の蛙

天河も含めて霊的スポットと呼ばれている場所は、この物質世界と彼方なる見えない次元を繋ぐトンネルのような役目をしているのだと思います。

天河神社の本殿の前にたたずんで、御扉に向かって手を合わせると、スッと意識が上昇して、何とも言えない気持ちになります。


ところがこうしてシャバ世界で生活していると、その感覚をすっかり忘れてしまいます。

ついこの世界(物質世界)だけが現実であるような気になってしまい、目の前のことに右往左往したり、あれもこれもコントロールしようとしていたりします。




でも実際にはこの物質世界だけが現実ではありません。

それどころか、この世界は全体のほんの一部であり、もっと圧倒的な広がりを持った、超整然とした、喜びにあふれた世界が同時に存在しているのです。



「井の中の蛙」という言葉がありますが、まさに僕たちが置かれた状況だと思います。


その井戸の中で、誰が偉いとか偉くないとか、そんなちっぽけな競争をしているのが、僕らの人生です。




そんな僕らが大海を知る日が近づいてきました。


先ごろ、「卒業」というタイトルで記事を書きましたが、卒業とは井戸の生活からの卒業です。


それはもうすぐだというのが、僕の予感です。




海に出れば、今までの閉塞感が嘘のようになり、自由な感覚と、安心感に包まれることでしょう。

それは、ずっとずっと探し求めていた感覚です。





おめでとう!!


先にその言葉を言っておきます。







このブログでは、そんな大変革を見届けていきたいと思っています。
これからも応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年05月01日

天河神社について

天河神社は、海抜600mのところにあります。

その気圧は、ちょうど母親の胎内と同じだという話を聞いたことがあります。

さらにその位置は、熊野、吉野、高野が作る三角形の、重心の位置にあたります。

天河神社は「吉野熊野本宮」とも呼ばれます。



最近は道が整備されて大きなトンネルができましたが、平成元年のころは、曲がりくねった山道を、車で延々と走らなければ到着しませんでした。


そして天川村に入る最後の小さなトンネルを抜けると、急に「気」が変わるのです。

そういうことに鈍感な人でもはっきりとわかるくらいに、その違いがあります。


反対に村から出るとき、そのトンネルを抜けると、「あーシャバにもどってきたんだな」ってわかるんです。

僕にとっては天界のような場所でした。



ちょっとここで説明しておくと、地域の名前としては天川村といいますが、神社を呼ぶ時は天河と呼びます。

「川」と「河」を使い分けているので、ちょっと紛らわしいかもしれませんね。



さてその天河神社ですが、行きたくても、行けない人は行けません。

急に用事が出来てしまったり、健康を悪化させたりするようです。

そこに行けたとしたら、行ったタイミングは完ぺきで、早からず遅からずです。


そんな場所ですから、そこで出会う人たちとの御縁も人智を超えたものがあります。


実際に僕の今の人生は、その天河と、天河で出会った人たちによってここまで運ばれてきました。

詳しくは物語に書いた通りです。



このブログが縁となり、新たに訪れる人がいたとしたら、大変に素晴らしいことだと思っています。



ありがとうございます。






多くの人に届きますようにご協力お願いします。

 
  

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2008年04月30日

天河社からのお知らせ

天河神社で御奉公していたのは平成元年のご遷宮祭の時でした。

240年前に建設された本殿を、新しく建て替えた年です。



真新しい吉野ヒノキの香りが漂う神殿を、毎朝ヌカ袋で磨いていたのが昨日のことのようです。

あれから20年。

今年は60年に一度御開帳される秘仏が、特別に公開されるそうです。



もちろん僕も久しぶりに訪れたいと思っています。





以下、天河神社からの案内を掲載します。


・・・・・・・・・・


天河社は、1300年以上の歴史がある中でも、近世において一つの節目となったのが平成元年にとりおこなわれた社殿を始め境内等全面改築の「平成の大造営」でございました。

氏子崇敬者皆々様から、真の御浄財をご寄付いただき成し得たものでございます。

造営当時の白木清々しい社殿から今では落ち着きをたもつ社殿へと移り変わり、大辨財天大神様の御神威も益々ご高揚いただいております。

この天河大辨財天社御造営より20周年を迎えます本年、7月の恒例にとりおこなわれます御例祭にあわせまして、「御秘神 日輪大辨財天神」を特別開帳致します。

本来、日輪大辨財天神のご開帳は、60年に一度と定まっており、前回は昭和56年(1981年)辛酉年にご開帳され、次回は平成53年(2041年)辛酉年の33年後にご開帳されます。

しかしながら今の現世を顧みますと、地球温暖化を含め、環境、政治、経済、教育、宗教等々、非常に切迫し混沌とした世の中であります。

伊勢神宮の「20年に一度の式年遷宮」の如く、造営より20年目を迎えた今、天河の大辨財天大神様の神威の新たなる甦りを乞い、この地球全体の病みを癒し、生きとし生ける全てのいのちが共存共栄できる御代であることを願い、特別ご開帳の運びとなりました。

特別開帳の期間は、平成20年7月16日午後7時からの宵宮祭より22日の後宴祭までの一週間とりおこなわれます。

この度の特別ご開帳の由を人から人へお知らせいただき、お一人でも多くの皆々様が天河へと誘ってくださいますよう、お待ち申し上げます。

       
 記
御秘神 日輪大辨財天神 特別開帳 期間

  平成20年
      7月16日  例大祭  宵宮神事の午後7時より
      7月17日  例大祭  大祭神事の午前9時より
      7月18日から21日  午前9時より午後5時まで
      7月22日 後宴祭  午前9時より午後3時 閉扉

※ご開帳の期間中は、特別参拝券を発行し、随時受付順に昇殿いただきます。

※16日、17日、22日の特別参拝は祭典の都合上、時間に限りがございます。

※期間中は多くのご参拝が予想されますので、御祈祷の受付は後日の申し上げとさせていただきます。





天河にしばらく住み込んだ僕の経験から言うと、天河社は思いつきでこのような特例を実施することはありません。



何かが始まろうとしています。

何かが終わろうとしています。



しっかりと地に足をつけて、今を生きていきたいと思っています。





多くの人に届きますように、応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年04月29日

意の大王(エゴの仕組み)

本来、自己という感覚(自意識)が架空のものだということは、何度も説明してきました。


もともと無いものを有ると思いこむためには、その自意識を常に維持して強めていかなければなりません。


その作用をつかさどるのが「意の大王」です。

たとえば、「いい人」を演じたり、「強い人」であり続けたり、「ユニークな人」でいようとしたり、自分のイメージやアイデンティティーを強固にするための、たえまなくやっている活動がそれです。



人間は無意識に、自己を確認し、感じていたいと思っているのです。



我々が本気で精神性を学び、いにしえからの教えの奥義を究めたいと思っているのなら、このポイントは極めて重要で、十分すぎるくらい注意しなければなりません。

「意の大王」はどんな体験も、自意識を維持することに変えてしまうからです。




そもそも教えの奥義とは、自我(エゴ)の不在性を見抜き、もとの無垢なる本質に帰りつくことです。

しかし、その教えさえも、自我(エゴ)を維持し高めるために使ってしまう危険性があるのです。



自我が消滅した状態を体感するのではなく、その状態を知的に解釈してわかったようなつもりになってしまう傾向がそれです。


自我を超えるための修行も、その修行の形態を学び、実践し、そのあげくに高い境地を真似て、それらしく振舞いだすことさえします。



我々は真理を学びたいと願いますが、そのためにはただひとつ、自我(エゴ)を消し去ることだけが必要なのに、それだけは最後の最後までやりたくないのです。


精神的な様々な教えや、修行の技法に精通したとしても、それは真の精神性とはかけ離れたものです。


自我が自分を維持するための策略になってしまうのです。



今まで多くの修行者たちを見てきましたが、そのような修行が、新たに自分を飾るエゴの材料になっている人たちも少なくありませんでした。




それが Spiritual Materialism 「精神の物質主義」です。







多くの人に届きますように、応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年04月28日

口の大王(エゴの仕組み)

神は存在する。

神は存在しない。


生まれ変わりはある。

生まれ変わりはない。



僕たちは、このような神秘的な分野に対してさえも、固定化した自分の態度を持ちたがるものです。



自分の宗教、イデオロギー、人生観、死生観、正義、倫理、哲学、思想・・・

これらは、自分がどう生きるのかの基盤となっていて、世の中の出来事や、自分自身を解釈する上での基礎になっています。


しかし人がどのような思想信条に支えられて、どのように物事を解釈して生きようと、物事はただあるがままにあるのです。




僕たちはアイデンティティーや行動規範が欲しいので、物事に対する一定の態度を持ちたがります。


その作用は、自分を正当化したり、受け入れがたい現実をいいように解釈したりと、ひっきりなしに働いています。

知らないものは居心地が悪いので、なんでも分類し名前を付けます。


そして知ったような気になり、世界を固定化するのです。

自分の外側に、固定化された世界があるということは、それを認識する自分も固定化されているというわけです。


そのようにして、本来存在するはずもない固定化された自己・・・すなわち自我(エゴ)が誕生します。




この作用が「口の大王」です。


口の大王とは、あるがままの物事を直接知覚することを妨げるフィルターのような役目をしている、いわば概念の束のような存在です。


そうやって絶え間なく、現象を分類し、判断し、制御しているのです。





つづく





多くの人に届きますように、応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年04月28日

身の大王(エゴの仕組み)

昨日書いた「身の大王」が消えてしまったので、再度書いてみます。

その時の文章とは少し違うと思いますが・・・





自我(エゴ)を形成する三つの作用「物質主義の三大王」のうちの、「身の大王」の話です。

この話はあまりにも基本的なので、基本的すぎて難解に感じるかもしれません。



そもそも「自己」とか「自我」(エゴ)とか呼べるものは存在していません。<諸法無我>


「ない」ものを「ある」と思ってしまったところから、人間の心の中に様々な混乱が生まれています。




たとえば今、あなたは自分がこのブログを読んでいると感じています。

僕は僕で、自分がこのブログを書いていると感じています。


思考や感情や出来事が起こる時、その起きたことを意識している「自分」があるという感覚があります。

実際には「自分」という感覚は、断片的な経験であり、つかの間の出来事です。


その束の間の経験を記憶として持ち運び、つなぎ合わせて、常に継続的で固定された「自分」があると感じてしまうのです。


そして、そのようにして作り出した「自分」を、維持し、守り、高めようとします。


それが自我(エゴ)と呼ばれる作用です。





今世の中には過剰なまでのストレスやノイローゼが蔓延していますが、これも出所は同じです。

それは誰かにあって、誰かにないというようなものではありません。


僕たちが「自分」(エゴ)を持っている限り、その影響からは逃れられないのです。。

したがって医師からノーローゼと診断された人も、正常とされる人も、それは単に程度の差であって、全ての人間はノイローゼ状態、パラノイヤ状態、分裂状態にあると言えます。



その混乱は、「自分」が継続的で固定された存在だと思ってしまったことから生まれているのです。




僕が何を言おうとしているのか、よくわからないという人もいるかと思います。

それくらい「自分」という感覚は、生活の中でも基本的な感覚なのです。

したがって、そのことについて客観的に検証することが極めて難しいのです。





「身の大王」は、そのようにして作り出した架空の「自分」のために、安全を確保し、快楽をひきつけ、苦痛を排除しようと躍起になっています。


そのために、あの手この手で苦しみをなくし、幸福を掴もうとします。

しかしどこまで行っても、苦しみや不安は消えることなく付いてきます。


苦しみや不安は、自我(エゴ)が持つ特性なので、決してそこから逃れることはできません。

ちょうどそれは影のような存在です。

どこまで行っても付いてくるのです。


それなのに人は、まだそれがあるのは十分に努力していないないからだと考えて、より早くより遠くに行こうとするのです。



「身の大王」は休むことなく働いて、自己(エゴ)を保護するために躍起になっています。





つづく






多くの人に届きますように、応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年04月26日

エゴという怪物

そんな祝福の対極にあるのが、我々人間が持つ自我(エゴ)です。

それは実際には存在していない影のようなものです。


ところが影のほうがリアルに感じてしまうのが、この学園生活(人生)のトリックです。



影は実体がない故に、なんとか自分が存在していることを証明し確認しようとします。

そのやりかたは巧妙を極め、大変複雑に機能しています。


そのメカニズムを5段階に分けて解説したのが般若心経に出てくる五蘊(ごうん)です。

五蘊については表ブログですでに解説しましたので、ここでは割愛します。




同じようにエゴのメカニズムを表したものに、「物質主義の三大王」と呼ばれる考え方があります。


これはチベット仏教が用いる、エゴに対する興味深い比喩です。

こちらのブログでは、「物質主義の三大王」を取り上げてみます。




その前に、エゴという怪物が暴走したとき、世界にどれくらいの破壊をもたらすのか見てみましょう。


この数千年間に繰り返された戦争は、すべてエゴのなせる業ですが、近代の中国で起きた文化大革命も、一人の男の巨大なエゴがもたらした凄惨な出来事です。


その男の名は毛沢東。



大躍進政策の失敗によって権力の座から失脚した彼が、復権を目指して起こした運動が文化大革命です。

それによって1000万人以上が殺されました。


たった一人の人間のエゴが、それだけの人間を殺す結果につながるのです。



次回は、我々全員の中に眠るエゴという怪物の正体を、チベット仏教の「物質主義の三大王」を通して見ていきます。




多くの人に届きますように、応援よろしくお願いします。

   

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2008年04月25日

卒業4

そもそもこの学園に入学したのは、実習を通して様々な経験を積むことで、魂を磨いていくためです。

そして最終的には、入学時に忘れ去った本来の自分の姿を思い出していきます。


そのことを「かんながらの物語」の中では、弁財天からのメッセージとして次のように表しています。




あなたに宇宙誕生の秘密を教えておきます

もちろんこの表現は比喩ですが、あなた方の次元の言葉で表わすとこうなります


悠久の昔、まだ宇宙全体がたった一つの意識だったころ、全てはただ完璧に安定して存在していました

でもあまりの完璧さに退屈していた大いなる意識に、ある時ちょっとした遊び心が芽生えたのです


もし自分の一部が全体から切り離されているという感覚を持ったとしたら、どんな体験が始まるのだろうと


そしてその事を試そうとした瞬間、今の物質レベルの宇宙が誕生しました。

現象界3次元宇宙です


そして大いなる意識は自らを無数に分割し、それぞれが個別の意識を持った単独の生命体としての活動を始めました


あなたがたの全ては、3次元宇宙が誕生したその時から今までずっと、あらゆる形態を経験しながら、宇宙のいたるところで存在してきているのです






完璧な存在は、一度完璧さを忘れることによって、自分が完璧だったことを再認識できます。

歓喜は、ずっと歓喜の中にいると気づきませんが、いったん苦しみの状態に入り込んで、再びもとの状態に帰り着いたとき、さらに大きな喜びとして体験できるのです。


僕たちが本当の自分を思い出した時、苦しみは喜びと感謝に変わります。

その時初めて、何故人生に苦しみが存在していたのかを理解します。

それは「喜びの素」だったのです。



大丈夫ですよ。

僕たちは、最初の最初から祝福されているのですから。




多くの人に届きますように、応援よろしくお願いします。

   

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2008年04月24日

卒業3

人は一人で生まれてきて、一人で死んでいきます。

それがこの地球学園の基本ルールです。



学園の中では授業を通して様々な関わり合いがあり、何かを手に入れたり、何かを失ったり、誰かと結びついたり、誰かと別れたり、様々なドラマを経験しましたが、それらは全部、自分がそう思っただけの仮の現実です。

人はいつだって一人きりで、実際には何も所有したことはなく、何もなくしたことがありません。

これらのことに気づいて、学園を卒業していくことになります。


その気づきは、とてつもない開放感と安心感を伴った体験になることでしょう。



この宇宙の仕組みは大いなるパラドックス(逆説)でできていて、何も持っていないことは実際にはすべてを所有していることで、一人きりということは実際にはすべてとつながっているということです。



学園生活(人生)で手に入れたと思っているものは単なる思い込みなので、その幻想に執着すると、これから始まっていく卒業前の最終授業にとっては、大きな苦しみが伴います。



最初から何も持っていなかったんだ、それでいいんだという気持ちが、次の次元に移行する大きな助けになるのです。



「本来無一物」


このことを忘れないようにしましょう。


あなたは何も持たなくても、最初から守られ祝福されています。






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2008年04月23日

卒業2

さて昨日の続きです。


その流れに乗るためには、物質的な欲望に固執しないことが大切です。

さらには、この世で学んだあらゆる信条も、緩やかにすることです。



その中には人生観、正義観、宗教観などが含まれます。



特に宗教観を手放すのが一番難しいかもしれません。


それが真理に見えたとしても、この地上で体系化できるようなものは真理そのものではありません。

真理だとして固執する態度は、物質に固執する態度と同じだけ、これから先の弊害になっていきます。


宗教組織の中で、自分たちこそが正しい教えだと信じている人は、それが伝統宗教であれ、新興宗教であれ、精神の物質主義と呼ばれる状態に陥っていることを自覚しなければいけません。


これからの時代は、宗教的なことに何の興味も示さなかった人のほうが、精神世界に対する先入観がないだけに速やかに意識レベルが高まり、自分の宗教にしがみついている人のほうが成長が遅れるという現象が起きるでしょう。



この先の大変革を、ハルマゲドンだとか、世界の終焉だとか呼んで、自分たちの宗教が人類を救うとか、入信した人は助かるとかいう人たちを見かけますが、それはまったくの勘違いです。

誰も、どんな組織も、どんな宗教も、特定の人を救うことはできません。


すべては霊的なプロセスであり、それは他からの干渉をいっさい受けないのです。



宇宙の流れは、あまりにも巨大な仕組みによって起きているのです。




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2008年04月22日

卒業

レコードプロデューサーをしている頃、毎週気になって読んでいたのがオリコンです。

その上位に同じタイトルの曲がランクインしたことがありました。


それは斉藤由紀と尾崎豊の「卒業」です。

どちらも名曲ですが、卒業というタイトルには、終わってしまう寂しさと、新しく始まる期待感が入り混じっていて、歌にはもってこいのテーマだと思いました。





さて大人になったいま、僕たちも大きな卒業式を迎えようとしていると言ったら信じてくれますか。


何からの卒業かと言えば、地球学園からの卒業です。



ここでは地上の荒い波動の中で、「個」という幻想を持ち、大いなる自分本来の姿をすっかり忘れるという条件で、それぞれの学びを経験してきました。


その学びは、大きな苦しみや痛みが伴うものでしたが、それでも僕たちはここまでやってきたのです。




何度も投げ出したくなったことでしょう。

でもあきらめずにここまで来たのです。



今はまだ、自分が卒業間近なんて実感を持てない人もいるかもしれません。


でもこれからは、世の中の大きな流れと、地球の波動の変化に乗るだけで、わずかの期間に一気に高まっていきます。



それは純粋な心を取り戻し、よりシンプルになっていくプロセスです。





時間がなくなってしまったので、続きはまた明日書きます。





これからも応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年04月21日

日本に生まれたということ

昨日昼食を食べに行ったとき、車の中に大金を置いたまま、鍵をかけずに出てしまいました。

途中で気がついたのですが、引き返しませんでした。

それは心のどこかで、大丈夫だろうと楽観しているからだと思います。


そして結果は大丈夫でした。


ワイドショーなどを見ていると、あちこちで凶悪犯罪が起きているように思ってしまいますが、日本は世界の中でも極めて犯罪率の低い国だと思います。


なんだかんだ言っても日本は平和ですよね。

この国に生まれたことは心底ラッキーだと思います。




子供のころは、何故アメリカに生まれなかったのかと思ったりしました。

それはテレビ番組の影響でした。

アメリカのホームドラマでは、よそいきみたいな服を着た奇麗なママが、大きな冷蔵庫を開けると、果物やアイスクリームが所狭しと並んでいて、誕生日でも食べられないようなケーキをおやつに食べて、日曜日は優しいパパと郊外にドライブです。

僕はと言えば、10円のお小遣いを持って駄菓子屋に行って、見るからに身体に悪そうな、真っ赤に染まったゼリー状のお菓子を、時間をかけて少しずつ食べて、髪を振り乱した母親が忙しそうに働いている姿を見て育ちました。

家族がみんなアメリカ人だったらよかったのにと思っても仕方ありません。



今思えば、その頃のアメリカも貧富の差は激しく、犯罪も多発していて、多くの社会問題を抱えていたわけですが、そんなことは考えてもみませんでした。

ああやってアメリカに憧れさせたのは、戦後の占領政策の一環だったのかもしれません。




さて、どの国にもそれなりのよさと問題があるかと思いますが、その中にあって日本という国は本当に恵まれた天国のような場所だと思います。




日本の優れた面に焦点を当て、もっと大きな誇りを持って、世界に貢献していきたいですね。





これからも応援よろしくお願いします。

 
  

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2008年04月20日

もう始まっています

アセンションと言うと、すごくドラマチックなイメージを持ちますが、意外に当たり前に受け入れてしまう変化なのではないでしょうか。



1980年代までは、大量生産、大量消費が人間を幸せにするということを信じて、疑いませんでした。


資本主義経済の基本には、個人の利益追求が総じて国家の利益発展につながるという考え方があります。

いわば「自我」の肯定です。


それが急激に変わり始めました。

物質的な享受が、必ずしも人間を幸せにしないことに気づき始めたのです。

このような時代の変化も、この先の人類の霊的成長にとっての必然だと思います。



「自分さえよければいい」とする考え方は、ある時代において功をそうしましたが、これからの時代にはうまくいきません。

むしろそれは、これからの流れに逆行した考え方なので、「苦しみ・ストレス」という形で方向転換を促されると思います。



これからは、自分に固執することなく、他者の幸せに貢献したいとする考え方が、より豊かさを生みだしていくのです。


そのような感覚で生きた時、多くの人たちが高い次元に移行していくのでしょう。


それは劇的なものではなく、いつの間にか「個」から「全体」に意識がシフトしていたというような感じだと思います。




それはもう始まっていて、多くの人が気づき始めていることは、このようなブログへの反響をみてもわかります。


アセンションの波は、あなたにも確実に訪れています。

このような個人の変化が、いま地球が抱える様々な問題を解決する唯一の道だと考えています。






これからも応援よろしくお願いします。

 
  

Posted by Blog Ranking at 10:51