2008年09月03日

性について

かんながらの物語の中で、性に関する記述がでてきます。


最初に見つけた「鍵」が、まさに性をテーマにしたものだったからです。


「性」という言葉を聞いて、あなたはどのような連想や感情が湧きますか。




セックス


性行為


いやらしい


隠されたもの


人には話したくない


公にはしたくない


恥ずかしい


命の源


気持ちがいい


・・・・



このような心の会話はすべて、その人の観念です。


「性」は「性」であって、それ以上でも以下でもありません。


「性とは・・・」の「・・・」がその人の観念なのです。




多くの場合、性に関しては否定的な観念を持っているようです。


いわばタブーのようにね。



街角で政治演説をしている人はいても、性に関して演説している人を見たことないですよね。


でも、実際には「性」は政治以上に僕たちにとって身近な存在です。


誰もが性行為の結果生まれてきたからです。



性行為と聞いて、何か特別な感情や、いごこちの悪さのようなものが出てきたとしたら、それだけ観念が強いということです。




じつはこのテーマは、極めて重要なのです。






つづく






ちょっと冒険しなければ書けないテーマなので、応援よろしくお願いします。

   

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2008年09月02日

シンクロの始まり 20

ずっと書けなくてごめんなさい。



で、どうなったかというと、沖縄でマクロビオティックが必要だという使命感を持っている奥さんと、沖縄でマクロビオティックを広めたいけれど教師がいないと半ばあきらめかけていた僕の妻が、その翌日沖縄で出会って意気投合したのです。

早くもこの秋から、「琉球マクロビオティック」の概念を具現化して、さっそく開校しようという運びになっています。


マクロビオティックの大きな流れを継承するリマクッキングスクールの松本校長も10月に沖縄にお招きして、教えを請うことになりました。



あれよあれよの願望実現です。




あの時、「偶然の一致」の意味を探ろうとしたことが、このような結果につながりました。


その時は南米の※※※にまつわる展開があるのかもしれないと予想していましたが、実際には全く関係のない分野で、願ってもない幸運な出会いをもたらしてくれたのです。



今になって考えてみれば出会うべくして出会ったわけで、もし出会わなければ妻の計画は今もって白紙のまま風化していたことでしょう。




すでにプロジェクトは動き始めました。

偶然の一致にこだわったことの結果です。




このようなことは誰もの人生に起きているのではないでしょうか。


ただ、それを単なる偶然として片づけてしまうことで、天からの援助を見過ごしてしまう場合があると思います。


僕らの人生は自分の選択の結果であるのと同時に、天の導きであることも事実です。


その両方が同時に起きていると思います。



人生は、自分と天との共同作業だと思うのです。






多くの人に届きますように

   

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2008年08月26日

シンクロの始まり 19

「お久しぶりです」


「??」


「忘れちゃったでしょうね、もう10年以上になるし。向和尚はお元気ですか?」



向さんの名前が出たことで、すぐに思い出しました。


確かに見たことがある顔です。

髪型が丸刈りになっていたのですぐにはわかりませんでしたが、方広寺で始めた「リーラ」というセミナーを、初期のころに受講してくれた東京の男性です。

そういえばコックさんだと言っていました。


「あー、思いだした。一緒に早起きして、山の栗を拾いに行ったよね。で、あなたが栗ごはんを炊いてくれた」


「はい、そうです。方広寺懐かしいな。Aさんもお元気そうでなによりでした」



しばし、当時の方広寺や、セミナーのことや、向和尚の話に花が咲きました。

「向和尚は温かい人でしたね。ああいう和尚さんもいるんだなって思いましたよ」


そんな話が一通り終わった後で、僕が尋ねました。


「で、いまあなたはマクロビを勉強しているの?」


「ええ、女房のほうが僕よりずっと詳しくて、彼女から教えてもらっているんですけど・・・彼女はいまマクロビオティックの料理学校で師範してます」

「ふーん、そうなんだ」



すると彼が意外なことを言い始めました。



「昨日から女房が里帰りしていてひとりきりだったんで、友人にくっついてここに来てみたんですけど・・・」


彼がここに来て何を感じたのかは、聞かなくてもわかりました。

彼もあえてその話には触れようとしませんでした。


「女房はね、自分の故郷こそがマクロビオティックを必要としているって使命感を持っているんですよ。ところがまだ情報が十分に届いていなくて、それで里帰りして自分の志を理解してくれる人を探しているみたいなんですけど・・・なかなかね・・・」


「どこの出身なの?」


「沖縄です」




「沖縄!!??じゃ奥さんは今沖縄に?」



「ええ、明後日までいる予定ですよ」





多くの人に届きますように

   

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2008年08月21日

シンクロの始まり 18

目が合うと、お互いにニッコリと笑いました。

その笑顔の中には、いままでいた部屋で行われていた異国の儀式や、そこに参加した人たちの独特な雰囲気、そして※※※と呼ばれる聖なるお茶など、そこで感じた共通の思いがあるようでした。


中庭の芝生に腰をおろして、再び天を仰ぎみると、彼も近くに来てしゃがみました。


「いい天気ですね」

「ええ、まったくいい天気ですね」


部屋の中で行われていることに関しては、お互い口にすることはありませんでした。

もし相手が関係者だとしたら、不用意に評価するのは失礼と感じたからです。


僕は訊ねました。

「どういう関係でここにいらしたんですか」


彼は眩しい日差しを遮るように手を額にかざして、目を少し細めながら答えました。

「いつも通っているヨガ教室の先生が、面白いものがあるよって紹介してくれたんです。
時代はますます変化していくでしょうからね、これからは自分の精神とどう向き合うかしかないと思っているんですよ」


ずいぶん以前から、僕もそのような話を多くの人にしてきましたが、いまやあちこちで人の口から精神性や心の持ち方の重要性を聞くようになりました。

それだけを見ても時代が変わってきたことがよくわかります。


「東京の方ですか」


「はいそうです。目蒲線の○○ってとこに住んでます」


「失礼ですけど、ご職業は?」


「コックですよ。もう何十年もフランス料理を中心に学んできたんですが、最近はちょっと心境の変化がありましてね。
これからは穀物菜食の時代なんじゃないだろうかって。
それで数年前からマクロビオティックを学び始めているんです」


「マクロビを?」


「ええ、Aさんもご存じなんですか?」




「!!??」


さりげなく彼の口から、僕の名前が出てきたのでびっくりしました。







多くの人に届きますように

   

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2008年08月19日

シンクロの始まり 17

何事も経験です。

今回は自分の肌に合わなかったけれど、世の中にはいろんな手法があって、日常の制限された感覚を超えたいと思っている人は少なくないんだと思いました。


もしこの世に、短期間で彼方を垣間見るやり方があれば、人類はまったく違う文明を築き上げてきたことでしょう。


彼方とは全体意識のことです

相手を淘汰することで、自分の利益を確保しようという暴力的な傾向は、なくなっていたかもしれません。


もし神が自らの意思で、我々に分離という幻想を与え、地上で切磋琢磨させながら真実を思い出させるというゲームを仕組んだのだとしたら、なぜ思い出すことがこんなに困難なのか。

人類が幻想のあげくに、自分たちの存在そのものを破壊してしまうまで、なぜ放っておくのか。


それとも、今のこの時代がピークで、ここから一気に人類の目覚めが始まるのだろうか。


大都会の真ん中で、まさにいま目の前で起きているこの現実も、そんな流れを促す一環なのだろうか。


事実、そこにいる参加者たちは、何かしら自己を超えたものと出会っているように見える。

すくなくとも、彼らが歌っていた内容は真実だった。


それともこれは単なる幻覚お遊びで、宗教性を身にまとった危ない集団なのかもしれない。



様々なことが心を去来していました。


そうこうしているうちに、目に前の彼らはますます違う次元に吸い込まれて行っているように見えました。


もはや、正常(?)な感覚から見れば異様な光景です。



僕は本能的にこの場から逃れようと思いました。


そして一人席を立ってドアを開け部屋を出て、そこから中庭に抜ける通路を抜け、外の空気に触れに来ました。


外は青空でした。


僕の中で時間が止まりました。



天を仰いで何度か深呼吸して、ふと振りかえると、僕と同じように周囲をうかがっていた男性が立っていました。






   

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2008年08月17日

シンクロの始まり 16

一人ひとりが前に進み、順番にうやうやしくカップ一杯の不思議なお茶を受取り、口にしていきました。



僕は初めてということもあり、しばらくは様子を見ることにしました。


さっきから僕と同じように周囲の様子をうかがっていた男性も、それを口にすることなく、傍観者のようにそこに座っていました。




再び、同じような単調な歌が繰り返されていきました。


手元に配られた歌集には、ポルトガル語の歌詞の他に、日本語の対訳も載っています。


「天の神よ、この世のすべてはあなたの意志のもとに作られ、いま私たちはあなたのもとに帰る」

「大いなる愛、それこそが真実。愛ではないものは全部、恐れが作り出した幻想」


そのような内容の歌詞でした。


それを繰り返し繰り返し歌うことで、その場の雰囲気が非日常的なものに変わっていきます。

そこにお茶の作用が加わり、会場は一種異様な空気感に包まれていきました。


ボルテージが一気に上がっていったのがわかりました。



シャーマンの表情はトランス状態のようになってきています。


参加者たちも同様で、ある者は恍惚とした表情を浮かべ、ある者は涙を流し、それぞれが違う次元に入っていっているかのようでした。




とそんな姿を見て、僕の中では反対の現象が起き始めていました。



何故自分はここに来たのだろう。

ここは僕が来るところではなかった。


偶然の一致の意味を知りたくてここまで来ては見たが、それ自体がミステイクだったのではないだろうか。



ここは僕の居場所ではない。



大きな違和感が体中を襲い始めていました。





   

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2008年08月13日

シンクロの始まり 15

指定された日、僕は東京に出かけて行きました。


会場は浜松町にある、とあるホテルのイベントルームでした。

ふかふかの絨毯が敷き詰められたその部屋の真ん中に、長テーブルが設置され、その上に白い布がかぶせられ、テーブルの周囲には十数個の椅子が並んでいました。


特別にあしらった簡易な祭壇が、これから始まるであろう異国の儀式の雰囲気を醸し出していました。



参加者は全員、正装をしています。


男性は黒のスラックスに白のワイシャツ。

女性は黒のスカートに白のブラウスです。



この会の主催者の一人である友人が、儀式の説明と南米のシャーマンを紹介しました。


それはがっちりとした体格の40歳くらいの男で、目だけが異様に光り輝いていました。



テーブルを囲むように椅子に座った参加者たちには、聖歌を綴った小さな本が配られ、皆がいっせいにシャーマンの後に続き、聴きなれないポルトガル語の歌を歌い始めました。


どうやら参加者のほとんどは、この儀式に何度も参加している人たちのようです。



中に一人だけ、僕と同じようにその場を興味深そうに観察している男性がいました。




何曲も何曲も、同じような調子の単純な歌を繰り返した後に、リーダーが言いました。


「それではこれから聖なるお茶を飲みましょう」




そこに出されたものは、お茶というイメージとは程遠い、濃いめのフルーツジュースのような飲み物でした。






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2008年08月10日

シンクロの始まり 14

それは東京に住む古くからの友人でした。


なんでも翌月に南米から有名なシャーマンが来日して、都内で神聖なセレモニーが開かれると言うのです。


参加者はすべて彼の身内か、その知人友人たちで、よかったら僕を招待したいと言うのです。



そう言われても、そのためだけに沖縄から上京するのは一苦労です。

いつもの僕ならば、にべもなく断っていたことでしょう。


ところがこのときは二つ返事で答えました。


「OK、必ず参加するよ」



もちろんその背景には、ブログで出会った男性の

「僕ならその意味を探りますよ」

という言葉がありました。



偶然の一致という顔をして目の前に現れる運命の糸。

その糸こだわってみるのか、それとも単なる偶然として無視してしまうのか。

それによって人生は大きく変わっていきます。



若いころのあの日、天河神社の五十鈴を見せられた時もそうでした。

一週間のうちに3人の人から五十鈴を見せられたのです。


それをきっかけにして天河を訪れたことが、その後の僕の運命を大きく変えていったのはまぎれもない事実です。


しかも単に変わっただけでなく、幾多の巡り合わせと絶妙なタイミングが続き、心の底で望んだことが次々と実現するという、そんな流れが続いています。



今回のこの偶然の重なりも、その流れの一環のような気がしていました。






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2008年08月07日

シンクロの始まり 13

なんとかこの沖縄にあったマクロビオティックを考案できないだろうか。

そのためには、この沖縄をよく知りながら、マクロビの知識を伝授してくれる人材が必要でした。

さらにはその人が、沖縄を愛し、同じ志を持ってくれることが必要でした。


T子はそこまで考えた時、途方に暮れてしまいました。

そのまま月日だけが流れていきました。





さて、偶然2日続けて※※※という言葉を聞いてから、僕の心は大きく変わっていました。

南米のシャーマニズム自体にはあまり興味はありませんでしたが、自分の身に起きた偶然の一致は現実です。


ただの偶然だろうか。

そう思う人にはただの偶然でも、そこにこだわる選択をしたら、その人にとってはただの偶然ではなくなる。


人生は決められている部分と、自分の選択の部分と、その両方が同時に起きているのだから、偶然の意味を探るためには、シャーマンが行うという儀式に参加するしかないと考え始めました。



ネットでも様々な検索をしました。

たしかに反社会的なものではなさそうです。

それでもイメージは、どこかおどろおどろしさがあり、どうしたものかと思案の日が続きました。




そんなある日、またしても友人の一人が言ってきました。


「Aさん、※※※って知ってます?」






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2008年08月05日

シンクロの始まり 12

一方で妻のT子は、マクロビオティックの研究にいそしむ毎日でした。


前にも書いたように、縁あって沖縄に暮らすようになりましたが、「長寿県沖縄」というイメージが外側だけのものであり、実際にはメタボリックの人口比率一つとっても全国ワーストワンというのが沖縄県の実態です。



たしかに沖縄には長寿の方がたくさんいらっしゃいます。

90歳、100歳はあたりまえです。


それは、この年齢の方々が生まれ育った時代の食生活が、今とは違っていたからだという指摘があります。

食生活が変わってしまった背景には、終戦後アメリカ統治下に置かれたことや、共稼ぎによってしか成り立たない県民所得の現実など、様々な理由が考えられますが、今一度食生活を見直そうというムードも少しずつ出始めています。


そんな傾向を後押しするような貢献はできないものかと考えた時、マクロビオティックに行きついたわけです。



マクロビオティックというのは、欧米で大きなブームを巻き起こした健康料理法ですが、その大本は日本の精進料理です。

それを逆輸入していま日本国内でもブームを迎えています。


それを沖縄にもと考えたわけです。



しかしここに大きな問題がありました。


そもそもマクロビオティックの考え方から言うと、沖縄の食材(ゴーヤーなど)は食べてはいけない部類に入るのです。


専門的なことはまたの機会にしますが、沖縄と本土では、その気候風土が大きく違うために、本土でのマクロビオティックの考えをそのまま導入しても、無理があるどころか弊害をもたらす危険性さえあるのです。



たとえばマクロビの代表の玄米食も、沖縄では本土で暮らす人のような効果は生みにくいのです。






つづく





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2008年08月04日

シンクロの始まり 11

彼と別れた後も、その言葉が心の中で鳴りつづけました。

「僕ならその意味を探りますよ」



瞑想的な生活が習慣化されると、内なる幸せの源泉と出会うことができます。

そしてそんな幸せな気持ちを周囲に表現して生き始めると、次々と奇跡的なめぐり合わせが起こり、これといった努力をしなくても自分の願望が実現されていきます。

そのようなことを、人生で何度も経験してきました。



それはまるで自分が、万物を創造している力とつながっていて、自分という器を通して宇宙が自己実現しようとしているかのようです。


この十数年間は、そんな感覚で生きてきていたので、ことは常にスムーズに展開していました。



その力にまかせていれば、然るべき時に然るべきところに運ばれて、それは結果的にいつもベストのことなのです。


そのような信頼を持てれば、もう怖いものはありません。

それが信心の力です。



一見、悪い出来事が起きたように見えることも、その道がさらなる素晴らしい出来事につながる避けては通れない道だということを知れば、表面的な現象にはあまり振り回されなくなります。

だから昔から信心の大切さを、人は説いてきたのでしょう。



その大いなる力が人を導くのに、時としてシンクロニシティーのような形をとることがあります。



だから彼の言葉が気になって仕方なかったのです。






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2008年08月03日

シンクロの始まり 10

会う約束をした相手の男性とは、ひと面識もありませんでしたが、約束の場所に出向いてみると、その人のことは一目でわかりました


服装も体格も、いわゆる精神世界のそれではありませんでしたが、何かしらのムードを感じたのです。


先方もすぐに僕を確認したようでした。




「こんばんは、初めましてAです」

僕はあたりまえのあいさつをしました。


すると彼の第一声はこうでした。



「こんばんは。いきなりですけど※※※って知ってます?」


「は?」


「南米の呪術師が、儀式の前に飲む薬草茶なんですけど・・・」


※※※、

それは、まさに昨夜、生まれて初めて聞いた名前でした。


これだけ長く生きてきて昨日初めて聞いたものを、まさか立てつづけに耳にするとは思いませんでした。



しかも、相手は会ったばかりの人です。




僕は驚いた顔で答えました。


「実は昨夜初めてその存在を知ったんですよ。なんだか妙な感じだな」



彼は表情を変えずに、淡々とこう続けました。


「それがシンクロニシティーですよ。人はみんな偶然で片付けちゃうけれど、そういう時は僕なら確実にその意味を探りますね」







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2008年08月02日

シンクロの始まり 9

占星術は天動説ですから、科学的じゃないとするむきもありますが、物体であるはずの星の運行と人間の心理には何かしらの関係があるという考えは昔から根強くあるのです。


物と心という、まったく違う性質の2つが、何かしらの因果関係や対応を示すことを、「共時性」「シンクロニシティー」(synchronicity)と言います。


シンクロニシティーとは100年ほど前にユングが作った言葉ですが、最近になって物質の最小単位とされる超微粒子が、観察者の意志に応じた動きを見せるという発見があり、この宇宙には、まだ人間にはわかっていないだけで、心と物質との何らかの因果関係が存在するというのはあり得る話です。




さて春分点の話に戻りますが、牡羊座の時代にはバビロニアのメソポタミア文明が栄え、牡牛座の時代には地中海文明に移り、魚座の時代にキリスト教文明が始まり、西暦2000年には水瓶座(アクエリアス)の時代に入ったというわけです。


もちろんこれはヨーロッパ中心の考え方であり、その間にインド文明や中国文明も栄えていますが、おおよそこのように分類されるという例えです。




魚座は2匹の魚で表されます。

それは、対立、比較、闘争といった、分離の世界観、男性マインドの象徴です。


一方の水瓶座は文字通り水の性質を持ち、それは統合、融合、愛、女性マインドの象徴とされます。




無数の戦争を繰り返した2000年期が終わり、人類がひとつであるという真実に目覚め、まったく新しい文明が花開くと言うのがアクエリアスエイジの考え方です。




ちなみにアクエリアスエイジという名称は、その後、某飲料水メーカーがアクエリアスという飲料水を発売したために、1980年くらいからはニューエイジと呼ばれるようになりました。

はるか数千年まえから予言されたニューエイジが、いま新しい文明を築こうとしています。


この予言に時期を合わせるように、テクノロジーの急激な進歩と、人間の意識の大幅な変化が、実際に起き始めていると思います。



意味のある偶然、シンクロニシティーは現実に、地球規模でも、僕たちの生活レベルでも、様々な形で表れてきているのです。







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2008年08月01日

シンクロの始まり 8

船と飛行機を乗り継いで、翌日の午後には沖縄本島に帰ってきていました。

というのも、ネット検索で見つけたアセンション関連のブログの管理人さんと夕方に会う約束をしていたからです。




僕がアセンションという考え方に最初に触れたのは15年くらい前のことでした。

それまでも「アクエリアスの時代」の到来を信じていたので、抵抗なく受け入れることができました。


ちょっとテーマから外れますが、「アクエリアスの時代」についての説明をさせてください。



この考え方が流行したのは、1960年ころのアメリカです。


物質主義に背を向けて、精神世界を生きようとする若者たちが多く出現しだした時代です。

ヒッピーやカウンターカルチャーが盛んになったのもこのころです。


そのような新しい世界の出現を「アクエリアスエイジ」と呼んでいました。

アクエリアスは水瓶座のことですが、これは占星術に由来します。


僕たちに馴染みが深い12星座は、太陽が一年かけて一周する「黄道」を12等分して、その中にひとつづつ星座を定めたものです。


太陽はいつも同じ軌道を回っているかというとそうではありません。


地球の地軸が約30度ほど傾いているために、赤道と黄道が交差する「春分点」が少しずつずれていきます。


それが一周して元の位置に戻るのが約25800年です。

それを12で割ると、2150年、大ざっぱに約2000年ということになります。


したがって約2000年おきに、春分点が12星座のどれかひとつの中にあるわけです。


それを「○○座の時代というのです」



「意味のある偶然」という考え方から、その時代に生きる人類の心理傾向は、その星座に呼応していると考えられています。




そして西暦2000年の前後に、時代は新しく「アクエリアスの時代」に入りました。






次回はそのことを解説します。






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2008年07月31日

シンクロの始まり 7

「参加するとどうなるの?」

「薬草や祈りの作用で、自我を超えた世界を垣間見るんですよ」


僕は黙って聞いていました。



離島の夜は実に静かで、物音ひとつしません。

まったくの無音という経験は久しぶりで、その静寂の中に部屋ごと溶けていきそうな、そんな気がしました。



「さっきAさんが僕に伝えようとしてくれた世界って、やり手が消えて現実だけが残っている感じでしょ。

それと、※※※の作用による自我の消滅とは、すごく近いように思うんですよ。

僕はそこに参加して、言葉にはならない安心感と感謝に包まれる体験をしたんです」




この世にはまだ僕が知らないことがたくさんあると思いました。


禅の修行を重ねた結果訪れる空の世界。

空とは何もないのではなく、反対に、全てが存在するという感覚です。

ただひとつ、自分だけが消えているのです。


それを無我の境地と言いますが、地球の裏側には、祈りと薬草を使って、同じような境地を体験しようとする伝統があるのかと思いました。



話としては興味深かったのですが、自分とは無縁だという気持ちが出てきました。


僕自身は自分の人生の流れの中で、自分流に究極の世界を何度か体験していたからです。


たとえM君の話が僕と同じ境地を指し示すとしても、今更そのようなやり方に参加する必要はないと感じました。





しかし、運命とは不思議なものです。


自分の意思を変えるような偶然の一致が、思わぬタイミングで起きるのですから。



それは、すぐ翌日に起きたのです。







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2008年07月30日

シンクロの始まり 6

M君は、僕が何を言っているのか理解しはじめたようでした。



しばらくの沈黙の後、彼がまた口を開きました。

「Aさん、※※※って知ってます?」




僕は瞑想から戻ってくると、彼に聞きなおしました。


「何それ?」




M君は姿勢をただすと、真剣な顔して語り始めました。


「実は、南米のシャーマンが儀式の前に飲む薬草茶なんですけど、人の意識を覚醒させる不思議な作用があるんですよ」



シャーマンが儀式に使う幻覚剤といえば、ペヨーテなどのサボテンに含まれるメスカリン系が有名ですが、※※※は初めて聞く名前でした。


そのような世界は若い頃は多少なりとも興味がありましたが、今はむしろ批判的です。



何かを身体に摂取して覚醒意識を得たとしても、それは檻に閉じ込められたサルが、鍵穴から外界を覗くのと同じで、また気づけば同じ檻の中です。


それにメスカリン系は非合法です。



そんな僕の考えを見抜いたようにM君が話を続けました。


「※※※は合法なんですよ。危ないものじゃありません。年に一度日本にも南米のシャーマンがやってきて儀式をするんですが、一度参加してみませんか」






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2008年07月29日

シンクロの始まり 5

僕たちは、自分が体験する真実よりも、歴史上の偉人をより真実だと思ってしまいます。


せっかく真理を体験しても、その保証をはるか数千年前の人に求めようとするのです。

それは宗教がもたらした、ひとつの弊害です。


権威づけることで、個としての人間の価値を下げてしまったのです。

しかし、個の中にこそ真理があります。

個の中にこそ全体が隠されているのです。


真理は「いまここ」の生きた意識の中にあるのであって、聖典や経典の中にあるのではありません。


あらゆる歴史上の聖人たちは、そしてそこに書かれたあらゆる言葉は、真理を指し示す方向指示器であって、真理そのものではないのです。


真理は「いまここ」にあります。


それはリアルに感じるもの、体得するものです。



M君が言うキリストや釈迦はリアルなものではありません。

それは彼が人生の中で学んできた知識であって、彼の頭の中に住むイメージなのです。



「釈迦やキリストも、このような感覚を持っていたのですか?」


その瞬間に、場を支配していた波動が大きく変わりました。

統合されていた存在が、再び分離してしまったのです。



「そうやって君は、すべてを台無しにしてしまうんだ。たとえ相手が釈迦だろうと、ここにいない人の話をしてはいけないよ」






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2008年07月27日

シンクロの始まり 4

その静寂に大きな意味があります。

何も成さずにただ存在する、それこそが瞑想の何たるかです。



瞑想とは意識のことです。

十分に覚醒した意識が、ただ「いまここ」にありありと存在すること、それが瞑想です。


たとえその時に、何かを行動していたとしても、何も成さずに存在するのです。


台所で洗い物をしているのであれば、そこに流れる水道の水と、茶碗と、手との単純な関係に気づきながら、ひとつひとつ正確に処理されていくその行為を、何も成さずして見守る意識です。


「事は起きている」


自分がやっているのではなく、「全ては起きつづけている」という感覚で、超客観的に見守ることができれば、それが真理の瞬間です。




その夜は、そこまで深く入ることができました。


M君も同じ境地を垣間見始めました。



ところが、その高まりが、たった一言で破られてしまいました。

M君が突然言葉を発しました。


「釈迦やキリストも、このような感覚を持っていたのですか?」


その一言で、全てが水泡に帰しました。



なぜなら、釈迦もキリストもM君の頭の中にある知識であり、「いまここ」とは何の関係もないからです。




静寂が破られてしまいました。





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2008年07月26日

シンクロの始まり 3

その情報をくれたのは○○島在住のM君。

M君は以前から、僕の講演会が近くであると必ず駆けつけてくれる仲間です。


その日は講演が終わった後、僕の宿舎に立ち寄って、2人で瞑想ワークをしていました。

互いに向かい合って1時間近く坐った時、その場がとても深く安らかな状態になりました。


「自分」という感覚が消えて、ただ「いまここ」だけが存在していました。

互いの波長を合わせて、信頼関係が深く築かれていれば、リーダー(この場合は僕)が達した境地に、参加者も行き着くことができます。


もっとわかりやすく言うと、リーダーが開いた分だけ、その場にいた人も開くことができるのです。


よく「グル」という言い方をしますが、グルとは教祖のことではなく、その場において先に開いている人のことです。

その立場は入れ替わることさえありますが、多くの場合僕がグルの役目をします。


その時、グルの波動が参加者に影響を与え、参加者の瞑想レベルが今までになく深くなり、その場に一体感が生まれます。

グルとの一体感を通して、参加者は万物との一体感に至ることができるのです。


それは一人の人間を窓として、彼方なる次元を垣間見るという感覚に似ています。



その時もそれが起きていました。


静寂の中で自分自身が消え、ただあるがままの世界全体が存在していました。




時間が止まり、空間が消え失せ、ただ全体がそこにあったのです。





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2008年07月25日

シンクロの始まり 2

その中には9.11のNYテロがアメリカ政府に仕組まれたものだったという内部陰謀説や、その他もろもろ興味深い内容が綴られていました。

特に僕が興味を持ったのは、現代の日本の食生活に対する警鐘で、まさに我が意を得たりという思いがしました。


一度会ってお話を伺いたいものだと思い、プロフィールを見てみると、月の半分は東京で、半分は沖縄に暮らしているとあります。


これも何かのご縁とばかり、ご本人にメールを出したところ、すぐに返事が届きました。


そこで、何月何日に会いましょうという約束をしました。


会ったら聞いてみたいことがたくさんあり、さらにはこのような記事を連載する人はどのような人なのだろうという興味もありました。


ところが約束の日を間近にしたある日、突然延期してほしいというメールが入りました。

東京で、たちの悪い風邪に見舞われて、沖縄に帰れなくなったというのです。


この延期が、僕にとっては大きな流れに入るきっかけになるのです。



それからしばらくして、再度彼と会う約束をした前日に、沖縄の○○島に仕事で出かけることになりました。


そこで興味深い情報を得ることになったのです。



それは南米に伝わるという、とある薬草茶の話でした。




人を覚醒に導くという薬草茶でした。





多くの人に届きますように、ご協力お願いします。

   

Posted by Blog Ranking at 11:49