2011年、原発事故で日本中が大騒ぎしていた時のこと。
一部の人は東京から田舎に引っ越し、中には海外に移住する人たちもいた。
人は忘れやすいけれど、あの頃まことしやかに言われていたことを思い出してほしい。
反原発論者を始めとして彼らは、東京の子供たちは10年後にバタバタ死んでいくと言い切っていたのだ。
何を根拠にそう言っていたのか。
僕は放射能を自ら浴びたいとは思わないが、もし原発事故で漏れた放射能が致命的ならば、子供の頃に戦争で被爆した高齢者たちは、よほど運のいい人なのか。
実際の話、どれだけの科学的データを基にして、東京の人たちを脅かし、福島県民を辱めたのか、いまだにその検証はされないままだ。
しかも当時そう言い切った人たちは、何の責任も取らない。
問い詰めれば、数十年後にバタバタ死ぬとか言い出すのだろう。
そりゃそうだ。
僕もそのバタバタ死ぬ一人だ。老衰で。
そのことを指摘したら、子孫たちにその影響が出ると言った人がいる。
それって、いまのあなたの不幸は何代前かの先祖の霊障だと言う人と何ら変わらないんじゃなかろうか。
まあいい、言いたいことはそこではいから。
言いたいのはいまのコロナ騒ぎだ。
大変だ、大変だ、と騒ぎまくってきたテレビのコメンテーターや、専門家と称する人たち。
大抵は一つの事象に対して人の数だけ考えがあるのに、そこに出てくる人たちが言うことは、中身は違えど同じ方向の話ばかりだ。
要は、大変だ!大変だ!って。
それに反することを言おうものなら、すっかり洗脳されてしまった国民から一斉にバッシングを受ける。
愚民とはよく言ったもので、本当にバカばっかりだと思う。
僕が指摘しているのは、メディアや専門家と称する人の話に恐れ入って、思考停止してしまう風潮についてだ。
彼らのことを正しいと信じる根拠は何なのか。
いつも正義の使者のような顔をしている玉川徹みたいな人たちは本当に正しいのか。
もしかしたら正しいかもしれないし、間違っているかもしれない。
それが大人の態度ではないだろうか。
僕は原発事故の時の政府の態度については、おおよその理解ができた。
一部の人たちがまくしたてたように、危険を隠ぺいしてオリンピックを招致させるために政府が世界を欺こうとしているなんてことはないと思っていた。
時間が経てばバレるようなウソを国際的に宣言すれば、日本の信用は地に落ちてしまうからだ。
しかし今回のコロナ騒動と、過剰なまでのワクチン接種の奨励だけはよくわからない。
この裏に何かがあるのか。
断っておくがこの記事を見て、コロナは陰の権力者の陰謀だとか言っている人を元気づける気はないし、残念ながら僕の考えはそこにない。
また続きを書く気でいるが、これが正しいとは言わない。
言うまでもなく、これも一人の意見に過ぎないから。
今日はここまで。