もうひとつの偶然

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2007年12月05日 10:59

結局4匹いた猫も、尻尾の曲がったブチ猫だけになってしまいました。


長く2匹が一緒だったので、残されたほうがちょっと淋しそうでした。

死んでしまった尻尾がまっすぐの猫のほうがやや太っていたのですが、それが死んでからというもの、もう1匹の猫が突然太りだし、人相(猫相?)もそっくりになり、まるで死んだ猫の魂が乗り移って、2匹が合体して1匹になったような感じでした。



とにかく猫というのは不思議な生き物で、霊的な資質をたくさん持ち合わせているように思います。



さて、この残った猫ですが、あの不思議な4匹との輪廻転生のような再会も、この猫がそれを代表していたんじゃないかと思うような事がありました。



考えてみれば、最初に擦り寄ってきて抱かれたのもこの猫です。

そして、最後まで残ったのもこの猫です。




実はそれ以後、この猫だけが10年以上生き続けるのですが、ある時、とても驚いた事がありました。





家にあった昔の写真を整理していた時のことです。


妹が小学校2、3年生の頃の写真が出てきました。



冬のある日、家の前のポカポカと陽があたっている場所で、記念写真を撮ったようでした。



セーターを着てすまし顔の彼女のかたわらには、なんと、この猫が座っているのです。


模様も同じ白地に黒のブチ模様。


大きさも同じ。


顔の表情もそっくりで、しかも尻尾の曲がり方も同じなのです!


誰が見ても同じ猫です。




でも、時代だけが大きく違っていました。






つづく






今日もよろしくお願いします。