サニヤスネーム

Blog Ranking

2008年02月27日 08:33

そこまでのめりこんでいたバグワンと、天河神社との間に、深い御縁があったことも後になって知りました。


もともと日本のサニヤシン(バグワンの弟子)たちが、天河神社を気に入り、何かあるたびに天河に集合していたとか、バグワンの絵の展覧会を天河でやったとか、物語にも登場するように神殿の地鎮祭の時に、その地中深くにバグワンから送られた90万年前の隕石が埋められたとか・・・あれやこれやたくさんのご縁があったのです。


シャンタンがいろいろと教えてくれました。


そのひとつひとつが、僕にとってはとても不思議でした。


その時直感したのは、僕もインドに渡って、バグワンの弟子(サニヤシン)になるのかもしれないということでした。


弟子になろうがなるまいが、そんなことは単に形にすぎないという考えもありましたが、どちらでもいいなら、なってみたいという気持ちがありました。



そしてそれはわずか数ヵ月後に実現します。





昌吉さんのコンサートに、何人ものサニヤシンが同行していました。

(そもそも昌吉さん自身がサニヤシンでした)



その中に、ジャハンとアートマラマという2人の男性がいました。


変な名前ですが、これがサニヤスネームです。

それまで俗世で使っていた名前から、新しい名前を名乗ることで、心境を一変させるのが狙いですが、この様式は、あの○○教という狂気の集団が真似をして、地に落ちてしまいました。



しかし名前というのは自己イメージに直結するので、名前を変えるというのは、ある程度効果的だと思います。


たとえばシャンタンというのは「静寂」ですが、自分を呼ぶたびに静寂をイメージするわけですから、内なる影響はあると思います。



もちろん自己イメージとは、自我(エゴ)のイメージであって、最終的には自我を超えるところを目指すのですが、サニヤスネームはそこに向かうための一段階で、ちょっとましな道具のようなものです。







今日もよろしくお願いします。