我即神なり
「ひとつ」ということの意味は、全体とひとつということです。
全体とひとつということは、神とひとつということです。
神とひとつということは、あなた自身が神そのものだということです。
自分が神???
そんなわけないだろって誰もが思います。
こんなに未熟で、こんなにひどい自分が、よりによって神だなんて。
ところが、その自分の奥の奥にいる自分は、まさに神そのものなのだと気づく日がきっときます。
いま、奥の奥という言い方をしましたが、それは奥に隠れているわけじゃなくて、僕たちは普段からその存在を知っています。
ただあまりにも当たり前すぎて、いちいち認識できないだけです。
だから初めて神なる自分と出会ったとき、人は大笑いします。
「なーんだ、これだったら最初から知っていたじゃないか」
「いったいどこを探していたんだ。これは自分そのものじゃないか」
神を見つけるのが旅のゴールだとしたら、そのゴールは旅の出発点だったのです。
アルファとオメガが出会う場所。
それが神なる自分です。
我即神なり
僕たちは、まさに神と「ひとつ」なのです。