2022年08月21日

いろんな制度

簡単な話、人はみんな幸せになるために生まれてきたのだから、どんな社会の仕組みにしたらそれが実現できるのか、根本的に考え直してみてもいいのではないだろうか。

我々が当たり前として受け入れてきたことを、もう一度見つめ直す価値はある。


たとえば結婚という制度。

それが幸せだと言う人もいるだろうが、世の中を見まわすとそれだけではなさそうだ。

出会って数年のラブラブ期間はいいとしても、男と女が一つ屋根の下で暮らせば、時間経過と共に必ず問題が生じてくる。

たいていの場合は相手に自分の闇を映し出すことになる。

しかも最初に相手に期待した分だけ、失望は大きい。

「こんな人だとは思わなかった」

それを自己の成長に使うこともできるけれど、そんな気になれなければ、ましてや2人とも離れたいのならば、離れるのがお互いのためだということは明らかだ。


すでにその相手を必要とする期間は終わっているのに、ひとたび結婚してしまえば、世間体や、子供の事や、経済的理由などで、別れるのは難しい。

そうやって喜びを封印したまま、何年間も、ことによったら何十年間も耐え忍びながら生きなければならず、そのまま人生を終えていく人も少なくない。


実際には多くの人がこのような人生を送っているのではないだろうか。

自分の両親もそうだったと感じる人は多いだろう。

そしてそんな自分も同じ道を歩んでいる。


このような事態に陥る原因は、その人の人格的な問題というよりは、そもそも結婚という縛りが人を幸せにしないのではないだろうか。


でも誰もそのことを言わないし、まるで自分の家はサザエさん一家みたいに上手くいっていると思わせる人もいる。

そんな人ばかりが周囲にいれば、自分の家の内情など話せるわけがない。

自分の家もサザエさん一家の振りをするしかないのだ。


みんなで「もう、うんざりだ!」と大声をあげれば、社会で隠されてきた問題も見えるかもしれない。


どうだろう、思い当たる人は、ここはひとつ大声で叫んでみては。


「もう、うんざりだ!!」

少しはスッキリした?


我々は制度のために生きているのではない。

やはり一人一人の意識レベルが上がれば、制度などいらなくなるのかもしれない。


と、ここまで言っておいてなんだけど、結婚には結婚にしかない素晴らしさもある。

結局は制度自体と言うよりも、それを使う人間側の問題かもしれない。


愛があれば上手くいく。

なにごとも。







Posted by Blog Ranking at 07:30