2007年07月31日

向さんの言葉を読んで

>「生死を超えた」からといっても、私は死ぬのはまだまだいやです。

>「いつ死んでもよろしい、人のためいつでも自分の命を身代わりに差しだしましょう」という境地には到っていません。


こういうところが僕が向さんを好きなところです。

何も飾らず、ぶることもなく、ただ自分でいてくれるからです。





向さんと会ったばかりの頃、僕のセミナーを受けに方広寺まで来てくれた人達のために、坐禅指導をしてもらったことがあります。


坐禅暦30年以上の禅師の坐り方は見事でした。



ところがその坐禅が終わった直後、向さんは立ち上がりながら足を引きずって、

「おお、シビれた・・・おお、シビれた」

って言いながら部屋を出て行かれました。



僕たちは目が点でした。



だって禅僧って坐禅だけが特技だと思っていたのに、足が痺れるなんて。

万一痺れても、一応の体面があるから、何食わぬ顔で退席するのが禅師だと思ったし・・・



でもその後で僕たちは、禅僧って凄いねって話になりました。

だって普通は格好つけるよねって。




素直な人間性。


どんな職業の人でも、これはとても大切なポイントですよね。




また向さんには、投稿の続きをお願いしています。





これからも応援よろしくお願いします




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