2007年09月05日

一に帰る 社会編

すみれ草の花言葉は「小さな幸せ」だそうです。

私たちのまわりには、すみれ草がいっぱい咲いているし、咲こうとしています。


身も心も放ちわすれて、それぞれの「いまここ」の状況と一つに溶けこむこと、目の前の命に慈しみと愛をもって出会うことが、
すみれ草と出会い「小さな幸せ」を実現することとなり、人生の意味を全うすることとなるのです。



ただ、自然において一つになることほど、社会において一つに帰すことは容易ではありません。

自然は作為がありませんが、社会は私利私欲の作為が横行しているからです。



「社会において一つに帰す」ことは、単に現状に追随することではありません。

社会における組織が、組織の内向きのエゴイズムで病んでいることが多い事実は、頻発する組織ぐるみの不正でも明らかです。

「一に帰す」ことが組織の不正を許すことであってはなりません。



個人において、自我をなくして利他に転ずることが菩薩行であるように、社会においても、組織の我執をなくしてそれぞれの集団・組織に本来求められている利他の社会的サービスに徹底することが大切です。



組織においては、勇気をもって「NO!」ということが、組織の内向きの壁を破り活性化することになることもあります。



禅の任運自在の境地においては、「YES!」というも「NO!」というも、ほめられることも非難されることも、留まることも辞めることも、すべてOKです。



どのような組織にあっても、意識された組織の壁を破って生の原初の地平に名もなく立つところの達磨のハラのすわり、禅スピリットを養うことが大切です。



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向さん、ありがとうございました。

カリスマ的経済学者P・F・ドラッカー博士も、21世紀の企業人のありかたとして、同じような事をおっしゃっていました。

お忙しいとは思いますが、乗りかかった船、この調子でバシバシ送ってください(^o^)






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Posted by Blog Ranking at 09:22