2007年09月17日

洞川

天川村には天河の対極として洞川という地があります。

修験道の発祥の地、大峰山系への入り口として昔から栄え、多くの修験者達が立ち寄った聖地です。

当地にある龍泉寺は、天河神社に弁財天を祀ったのと同じ役行者(神変大菩薩)が、八大竜王尊を祀ったのが始まりだと言われています。




そこがなぜ対極かと言うと、天河の波動は女性エネルギーでどこまでも優しく、洞川の波動は男性エネルギーで猛々しいからです。


その違いは行き来すれば誰にでもすぐにわかります。



僕は洞川がものすごく苦手でした。

一時間もいると、気持ちがくたくたに疲れてしまうのです。


命懸けの修験者の仲間入りは僕には無理だと思います。



ある時、洞川にあった八幡さまにお参りに行った事がありました。

怖いもの見たさみたいな気分で、天河を訪れてくれた友人を誘ってのことでした。



その日のことは一生忘れません。


神社の古ぼけた長い石段を登りきり、鳥居をくぐって中に入ろうとしたら、何かに突き飛ばされてよろめいてしまったのです。


突風が吹いたのだと思いますが、それは何者かに突き飛ばされたという感覚でした。



あまりの衝撃に、すぐに石段を駆け下りて、天河神社に戻り、そのことを神主の小野田さん夫妻にお話したところ、無礼があったかもしれないから、すぐに行ってお詫びとお清めをしようということになりました。


お神酒を持って再び八幡さまにのぼり、お経を唱えながらお神酒を撒いたのですが、それが終わるとまるでつき物が落ちたみたいに、ふっと身体が軽くなりました。


僕は霊能者体質ではないので、あまりそのようなことを感じることはないのですが、天河では日常的にそのような不思議な経験をしていました。



さわらぬ神に祟りなし・・・ですね。






これからも応援よろしくお願いします。




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