2007年12月01日

死の予感

一匹の子猫がなついてくれたおかげで、ほかの3匹も徐々に人間を警戒しなくなっていきました。


これで、この子達を飼うことができそうです。


それにしてもいきなり4匹・・・

あまり先のことまで考えずに、これもご縁とばかりに世話をすることにしました。




それから数週間くらいたったある日のことでした。


あいかわらず神出鬼没の母猫が、またひょっこり庭に入ってきました。

いつもあたりを警戒するようにして、こちらの動きに敏感な反応を見せる母猫でしたが、このときばかりは少し様子が違っていました。


じっとその場に佇んだまま、こちらを見つめています。




しばし目が合いました。




いつもとの違いは、その態度だけではありません。


顔の周りや、全身の毛が逆立っているように見えました。


ちょっと言葉では表せないような、一種異様な風貌でした。




そのとき、なぜか直感しました。


この猫はまもなく死ぬって。


何故そう思ったのか、自分でも理解できません。




でも、この猫はまもなく死ぬって思ったのです。








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