2007年12月06日

動物と人間

その写真の頃、僕は16歳になっていて、遠方の高校の寮に入っていたので、その猫とはたまにしか会いませんでしたが、思い出してみたら、たしかにそんな猫がいました。



あまりにも荒唐無稽な話ですが、もし同じ猫が会いに来てくれたのだとしたら、最初に拾ったときから6年が過ぎていたことになります。


下馬の家で4匹の猫が生まれたのは、さらにそれから10年後のことです。




この世で起きることは不思議なことが多くて、この猫のこともそうで、単なる偶然としては片付けられない、何かしらの実感があるのです。




「人生で、出会うべき人には必ず出会う」

という言葉がありますが、それは人だけでなく、動物もそうなのではないかと思うのです。



その時々に、愛する喜びを与えてくれたり、孤独を癒してくれたり、何かしらの気づきをもたらしてくれたり、彼らは僕たち人間に多くのものを与えてくれていると思います。



少なくとも僕たち家族は、この猫から多くのものを受け取り、多くの癒しを与えられました。


僕らの魂を救うために、あの世から使わされたようにさえ思ってしまうのです。






話は少し変わりますが、先日ニュースで面白い実験結果を目にしました。



それはチンパンジーの子供の実験です。



彼らに数字を覚えてもらいます。


1から9まで、それは簡単に覚えてしまうようです。


次に、その数字を不規則に配置して、数の小さい順番に一つ一つ指で指してもらいます

次に、その数字をほんの一瞬だけ見せてすぐに消し、どこに何の数字があったのか、また小さい順に、その場所を指してもらいます。



するとなんと0.7秒しか見なかったその数字の位置を、正確に1から9まで指していくのです。

人間の大人にもできないことです。



これは何を意味しているのかというと、人間が一番頭がいいという常識説を、見事に覆しているわけです。



おそらく猫も犬も、多くの生き物達は、人間より頭がいい側面をどこかに兼ね備えているのだと思います。





だから肉食に反対なのです。







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Posted by Blog Ranking at 10:54