2008年01月11日

性について

僕らは自分が自覚している以上に、性に対して関心を持っています。

でもそれはあまり表に出てきません。


性はとても身近なことで、僕たちはみな両親の性交渉によって生まれていますし、性は生きている基盤でもあります。


でも「性」というテーマは、とてもデリケートなものです。


たとえば僕がここで「性」について赤裸々に語れば、それは一部の人たちに大きな抵抗を持たせてしまうでしょう。


大切なことだからと言って、街頭に立って「性」について演説している人を見たこともありません。



それは暗黙のタブーなのです。



だからこそ、このことは見えない所で人々に影響を与え、それが表面化しないので、みんなが個人的な問題として抱え込み、いつまでたっても暗く秘密めいた状態であり続けるのです。



ある心理学者は、もしわれわれが10代のうちに、性に対する健全な理解と、適切な処理が行われていれば、この世の犯罪(性犯罪だけではありません)の多くは、消えてなくなるだろうと言っています。

執拗なまでの権力欲や支配欲は、歪んだ性が原因だとも言われています。

性に対する我々のあやまった抑制は、脳に何らかの影響を与えているのかもしれません。



このようなタブーに踏み込む勇気を持てば、健全な社会建設につながっていくのは明白なのですが、誰もそこに着手しようとしません。



それくらい性は、デリケートで困難なテーマなのです。







この情報が多くの人に届きますように。
これからも応援よろしくお願いします。




性について



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