2008年02月21日

光の玉

その後、榎木さんは同じく角川映画の「天河伝説殺人事件」の浅見光彦役(主役)に抜擢され、さらには龍村監督の地球交響曲(ガイアシンフォニー)のナレーションも務めることになります。

あれからお会いしていませんが、きっと心のどこかで、天河との不思議な巡り合わせや御縁を感じていることと思います。


さて物語では、榎木さんに差し上げた赤い巻物が効力を発揮したことを知り、Aが深夜の社務所で同じ巻物をこっそり探すという情けない場面(笑)がありますが、あそこからフィクションの世界に入ります。


深夜の神殿前で、こっそりと古書を読んでいると、光の玉が現われて、その光が意志を持っているような気がして、あわてて逃げ去る場面もフィクションです。



でも、そのエピソードは、実際に天河で遭遇したある出来事が素材になっています。




あれは天河に奉公して翌月か翌々月(4月か5月)のことでした。


泊りがけで参拝に来られたご婦人(50代か60代くらいの方でした)がいらっしゃいました。

お医者さんの奥さまで、とても品の良い知的な感じの方でした。



その方が大銀杏の木の隣にある来迎院というお寺の住職から、僕に会って話を聞くように言われたとかで、僕を訪ねてくれました。

来迎院の住職とは様々な深い話をさせてもらっていたので、そんなことから僕を紹介してくれたのだと思います。



そのご婦人が訪ねてこられたのは夕食が終ったくらいの時間で、夜の8時くらいだったと思います。

話の中で禊殿(みそぎでん)の話題になり、ちょっと夜遅いですがご案内しましょうというわけで、二人で出かけて行きました。



そこで不思議なことが起きたのです。




その内容は、また明日書かせてもらいます。





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光の玉



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