2008年02月29日

シンクロニシティ

物語の中に、東京に戻ったAのもとに、身に覚えのない多額の印税と、一本の仕事が入っていたエピソードがあるのは本当の話です。


まずは、JASRACから届いていた支払い通知です。


それは昔書いた歌を、当時のアイドルの芳本美代子さんが唄ったレコードの初回プレス分の印税でしたが、その額は当時の僕の半年間の生活費に匹敵するものでした。


まるで買わなかった宝くじが当たったようなもので、そんな思いがけずに嬉しい経験は、その時が最初で最後です。




金銭的な問題が消えた時、天河で出会った喜納昌吉さんやジャハンたちと一緒にインドツアーにでかけようかとも思いました。

そのインドツアーは、バグワンのアシュラムでのコンサートがメインで、憧れのバグワンにも会えるし、ことによったらサニヤシンになる道も開けるかもしれません。




でもすぐに気持ちは変わりました。


何も無理してインドまで行く必要もなく、バグワンの弟子になったからといっても、そんなことは単なる形式であって、真理は誰にも所属せず、同時に誰もに所属しているのだから。


そんなことより、急に4ヶ月間も東京を離れてしまった後始末をするのが先決と思いました。




そこで、留守電にたったひとつ入っていた、仕事を依頼してくれた音楽事務所に出かけて行きました。



その時は、その仕事が何なのかも知らなかったのですが、内容を聞いた時は、あまりの驚きに一瞬身体が硬直しました。





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Posted by Blog Ranking at 09:05