2008年03月02日

奇跡

そんなこんなでインド行きの当日を迎えます。

そこで偶然出会う女性と結婚するわけですが、そうなるためにはいったいいくつくらいの出来事が必要だったのだろうと思ってしまします。


何かたったひとつなくても、いまのこの現実はないわけです。



僕たちは普段無自覚ですが、人生で起きたほんのちょっとの出来事と、そこから派生した様々な展開によって、今の現実が生まれています。


たとえば、あの時たった一本の電車に乗り遅れていたら、何気なくあの一言を言わなければ、きまぐれにあの道を歩かなければ、まったく違う人生に展開していた可能性があるのです。




僕は彼女との出会いと宿命は、この世の不思議を、まざまざと見せつけられた気がするのです。

僕たちは自分の意志で生きているように思っているけれど、実際には大いなる仕組みの中で、決められた通りのシナリオを生かされているのではないかと思うのです。



詳しくはこのブログの過去ログ「120万分の1の確率」をお読みください。





かんながらの物語の冒頭に次のように書きました。




過ぎ去った日々を想うとき、あらゆる出来事の絶妙なタイミングや、次々と出会う人達との不思議な縁に、人間を超えた何かとてつもなく大きな意思を感じずにはいられない。


ここに紹介する一人の男の運命が、もしあらかじめ定められたものであるならば、あなたの人生もすべて計画されていたことになる。



なぜならひとつの部分が計画通りに進むためには、他のあらゆる要素も決定されていなければならないからだ。



この世は時間という縦糸と、関係という横糸が織り成す巨大なタペストリー(織物)なのだから。








これからも応援よろしくお願いします。

 

奇跡



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