2008年03月09日

アシュラム 3

でも早々と失望したのは、今考えてみれば健全でした。

真理は己の中にあり、どのような外側の形象も、単なるまやかしに過ぎないことを改めて知りました。



人は弱いものなので、つい外側に頼れる存在を求めてしまいます。

拠り所となる確かな権威が必要なのです。


しかしどのような権威も、それは単なるイメージであって、自分の経験からくる確信には遠く及びません。




僕はすぐにアシュラムを見限りました。



しかしその中で行われていた瞑想法やワークショップには興味があったので、かたっぱしから試してみました。


自らのなかにカオスを作り出し、それらを吐き出すことで静寂を得ようとするダイナミック瞑想や、脊髄をクンダリーニが昇るために各チャクラを振動させるクンダリーニ瞑想は、どちらもバグワンの考案だけあって、理論的にも納得できるものでした。




毎日のようにその道場に通い、瞑想三昧の日々が続きました。


その中でもっとも印象的な経験をしたのが、ブリージングセラピーでした。



簡単にいえば過呼吸を起こすことで、意識を肉体から分離させるテクニックです。



次回はそれらの経験についてお話します。





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アシュラム 3



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