裏ブログ

ブリージングセラピーはそのままリバーシングセラピーにつながっていきます。


リバーシングとは再誕生という意味で、僕たちが誕生時に受けた精神的・肉体的外傷を癒していくことが目的です。

誕生時の外傷はバーストラウマと呼ばれ、もともとはフロイト派のオットー・ランクによって提唱されたものですが、バグワンはこのバーストラウマを重要視していました。


バーストラウマは、僕たちの人生観や自分自身への評価に大きな影響を与えていると考えられています。



さてブリージングセラピーはマットの上に体験者が横たわります。

そして口をあけ、胸呼吸で速く深い呼吸を繰り返すのです。


そのうち手足の先端や顔が痺れてきます。


かなり苦しくなってきて、もうやめてしまいたいと思うのですが、それでも躊躇することなくそのリズミカルな呼吸を繰り返していると、突然意識が身体から離れたような感覚になり、とても気持ちがいい状態に入ります。


そこで感じることは人によってさまざまだと思いますが、最初からはなかなかそこまで行き着けないそうです。


あまりの苦しさと初めての感覚への怖れから、心でブレーキをかけてしまうのでしょう。


僕の場合は、ほとんど命を投げ出していましたら、最初からかなりの効果を得ることができました。


このようなセラピー全般に言えることは、参加者がどこまでコミットメントして、その体験に飛び込むかが、そのまま体験の深さとなって帰ってくるということです。



念のために言っておきますが、ここに書いたことをそのまま一人で実験しないでください。

かなり端折って書いていますし、セラピストの指導のもとでやらないと危険が伴うと思います。



僕自身の体験は素晴らしいものでした。

親や友人の顔が次々と現れ、今生で僕に出会ってくれたことがありがたくて、涙が止まりませんでした。

感謝するというのは意志でできることではなく、ある一定以上の境地に入った時に自然にあふれ出るものだと思います。


それは祈りと表裏一体の感覚です。







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