2008年04月23日

卒業2

さて昨日の続きです。


その流れに乗るためには、物質的な欲望に固執しないことが大切です。

さらには、この世で学んだあらゆる信条も、緩やかにすることです。



その中には人生観、正義観、宗教観などが含まれます。



特に宗教観を手放すのが一番難しいかもしれません。


それが真理に見えたとしても、この地上で体系化できるようなものは真理そのものではありません。

真理だとして固執する態度は、物質に固執する態度と同じだけ、これから先の弊害になっていきます。


宗教組織の中で、自分たちこそが正しい教えだと信じている人は、それが伝統宗教であれ、新興宗教であれ、精神の物質主義と呼ばれる状態に陥っていることを自覚しなければいけません。


これからの時代は、宗教的なことに何の興味も示さなかった人のほうが、精神世界に対する先入観がないだけに速やかに意識レベルが高まり、自分の宗教にしがみついている人のほうが成長が遅れるという現象が起きるでしょう。



この先の大変革を、ハルマゲドンだとか、世界の終焉だとか呼んで、自分たちの宗教が人類を救うとか、入信した人は助かるとかいう人たちを見かけますが、それはまったくの勘違いです。

誰も、どんな組織も、どんな宗教も、特定の人を救うことはできません。


すべては霊的なプロセスであり、それは他からの干渉をいっさい受けないのです。



宇宙の流れは、あまりにも巨大な仕組みによって起きているのです。




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 卒業2



Posted by Blog Ranking at 11:25