2008年04月30日

天河社からのお知らせ

天河神社で御奉公していたのは平成元年のご遷宮祭の時でした。

240年前に建設された本殿を、新しく建て替えた年です。



真新しい吉野ヒノキの香りが漂う神殿を、毎朝ヌカ袋で磨いていたのが昨日のことのようです。

あれから20年。

今年は60年に一度御開帳される秘仏が、特別に公開されるそうです。



もちろん僕も久しぶりに訪れたいと思っています。





以下、天河神社からの案内を掲載します。


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天河社は、1300年以上の歴史がある中でも、近世において一つの節目となったのが平成元年にとりおこなわれた社殿を始め境内等全面改築の「平成の大造営」でございました。

氏子崇敬者皆々様から、真の御浄財をご寄付いただき成し得たものでございます。

造営当時の白木清々しい社殿から今では落ち着きをたもつ社殿へと移り変わり、大辨財天大神様の御神威も益々ご高揚いただいております。

この天河大辨財天社御造営より20周年を迎えます本年、7月の恒例にとりおこなわれます御例祭にあわせまして、「御秘神 日輪大辨財天神」を特別開帳致します。

本来、日輪大辨財天神のご開帳は、60年に一度と定まっており、前回は昭和56年(1981年)辛酉年にご開帳され、次回は平成53年(2041年)辛酉年の33年後にご開帳されます。

しかしながら今の現世を顧みますと、地球温暖化を含め、環境、政治、経済、教育、宗教等々、非常に切迫し混沌とした世の中であります。

伊勢神宮の「20年に一度の式年遷宮」の如く、造営より20年目を迎えた今、天河の大辨財天大神様の神威の新たなる甦りを乞い、この地球全体の病みを癒し、生きとし生ける全てのいのちが共存共栄できる御代であることを願い、特別ご開帳の運びとなりました。

特別開帳の期間は、平成20年7月16日午後7時からの宵宮祭より22日の後宴祭までの一週間とりおこなわれます。

この度の特別ご開帳の由を人から人へお知らせいただき、お一人でも多くの皆々様が天河へと誘ってくださいますよう、お待ち申し上げます。

       
 記
御秘神 日輪大辨財天神 特別開帳 期間

  平成20年
      7月16日  例大祭  宵宮神事の午後7時より
      7月17日  例大祭  大祭神事の午前9時より
      7月18日から21日  午前9時より午後5時まで
      7月22日 後宴祭  午前9時より午後3時 閉扉

※ご開帳の期間中は、特別参拝券を発行し、随時受付順に昇殿いただきます。

※16日、17日、22日の特別参拝は祭典の都合上、時間に限りがございます。

※期間中は多くのご参拝が予想されますので、御祈祷の受付は後日の申し上げとさせていただきます。





天河にしばらく住み込んだ僕の経験から言うと、天河社は思いつきでこのような特例を実施することはありません。



何かが始まろうとしています。

何かが終わろうとしています。



しっかりと地に足をつけて、今を生きていきたいと思っています。





多くの人に届きますように、応援よろしくお願いします。

 天河社からのお知らせ



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