2008年05月07日

パンダ外交

こちらでは何を書こうかと思ったんですけど、やっぱり今日は現実路線ネタでいってみましょう。



結局来日したアノ人の話。


ああいう国でトップまで出世する人は、愛国心が強くて、国を脅かす出来事に対しては徹底的に無慈悲なまでの弾圧によって解決してしまうタイプが多いかと思います。

そのあたりのことはさんざん書いてきたので省きますが、来日を伝えるテレビから流される映像の中心がパンダというのも皮肉な話です。


だってパンダはチベットに生息するチベット特有の動物なんですから。



そのほとんどは四川省のアバ州で生息していました。

アバ州とは、アバ・チベット族チャン族自治州のことです。

純然たるチベット人居住地域なのです。


そのことをしっかりと伝えながら、テレビやマスコミも「パンダ熱烈的歓迎!」って言ってほしいと思います。

そうすればパンダを見るたびに、視聴者がチベット問題を思い出すことができます。



今のままだと、まるで中国政府がパンダのように愛らしい組織と錯覚されかねませんよね。




多くの人に届きますように

 パンダ外交






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