2007年05月24日

宗教について 2

私はどんな例外もなく、あらゆる宗教に反対だ

理由は単純で、真理は組織化されえないし、愛も組織化されえないからだ

それは政治ではない



これらの宗教はみな、あなた方を群集の一部にし、群集に依存するようにさせてしまった

それらはあなたの個人性、あなたの自由、あなたの知性を取り去ってしまった

変わりに、何の意味もない偽りの信心を与えた



信仰とは自分を欺くための策略だ


人は独自に探求し発見する道を歩みたくない

それは骨の折れることだ

なぜならたくさんの迷信を捨て、自分自身を知る事を妨げてきた多くの条件付けから自分を外さなくてはならなくなるからだ



どんな信仰も役に立たない

真理は探究であり信仰ではない


それは問いかけであり、鵜呑みにすることではない




人は群集の中にいると居心地がいい


何百万人もの信徒が間違えるわけがないように感じられる

何億人もの教徒が間違えるはずがないように感じられる


自分個人なら間違うかもしれないが、この数は信頼できる


これこそが、彼らひとりひとりが心の底で考えていることだ





真の宗教性は、どんな予言者も、どんな救世主も、教会も、法王も、聖職者も必要としない

なぜなら宗教性とは、自分のハートが花開くことだからだ


もし真実の宗教性が世界中に広まったら、宗教は消え去るだろう


人間が、キリスト教徒でも、イスラム教徒でも、ヒンドゥー教徒でも、仏教徒でもなく、単に人間になったら、それは人類にとって途方もない祝福になるだろう



宗教性とは個人的なものだ


それは全宇宙からあなたへの愛のメッセージだ




つづく



このメッセージはダルマージが生前に残した、新しい文化を創り出す新しい人類への遺言です





多くの人に届きますように



同じカテゴリー(ダルマージからのメッセージ)の記事
存在への信頼
存在への信頼(2007-05-31 09:16)

続・独りであること
続・独りであること(2007-05-29 10:06)

独りであること
独りであること(2007-05-28 08:50)

人類の問題
人類の問題(2007-05-26 14:51)

宗教について 3
宗教について 3(2007-05-25 09:06)

宗教について
宗教について(2007-05-23 09:42)