2007年05月29日

続・独りであること

孤独を避けるための試みはすべて失敗に終わってきた

これからも失敗するだろう

なぜならそれは生の根本に反するからだ

必要なことは、自分の孤独を忘れさせてくれる何かではない

必要なことは、独りであることの自覚だ

独りであること・・・それはリアリティーなのだから



それを体感することはとても素晴らしい

なぜなら、それは群集からの、他者からの自由をもたらすからだ



独りを受け容れること、独りであることは、人生の完成を意味する

あなたはもともと完全だ

自分を完成させるために、他の誰をも必要としていない



あなたのうち奥にある中心を見つめてごらん

そこであなたはずっと独りだった

今までも実際にはずっと独りだった


生においても死においても、どこにいてもあなたは独りだ

それは空虚ではなく、あまりにも満たされている


存在のすべての美と祝福に溢れている


その独り性を、あるがままに認め、そこにくつろいだ時、
皮肉にもその時初めて、あなたは真の友人を持つ事が出来る


それはもはや、他者に対する欲求ではなく、まさに分かち合うことだからだ




・・・・・・・・・・・・・・



幻想を幻想と見抜くのを妨げているのが、恐怖心だと思います

独りであることの恐怖


これは自分が全体と分離しているという深い錯覚がもたらす恐怖です


僕達はひとつに繋がっています

そのリアリティーを発見するためには、恐怖心が作り出した「他者との関係」という幻想を捨て、いつも自分が独りであることを受け容れる勇気が必要になります



「ひとり」であることを受け容れた時、それは「ひとつ」になるのです


あなたに神の祝福が訪れますように





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