2008年04月12日

反対します

最近のニュースで話題になるのは、聖火リレーの安全についてです。

特に長野でのリレーは、ぜひとも成功させたいと、抗議行動の影響を受けないようにしたいと、地元の人たちの声が紹介されたりします。

でも問題の本質はそこにありません。


本質は、チベットで今もなお起きている住民への虐待と恐怖政治、さらには「民族の虐殺」と呼ばれるチベット文化の消滅に向けたシナリオです。




こうして世界の都市を聖火が走るようになったのは、前回のアテネ大会からです。

それは古代オリンピックの精神を世界に広げようとする意図がありましたが、今回の意図は、中国共産党政権の存在と政策に対して、世界の承認を得ようというものです。



このような状況下で、日本国内で聖火を走らせる理由があるでしょうか。


オリンピックを政治から切り離して、純粋なスポーツの祭典にしたいのなら、毎回の開催地をアテネにすればいいのです。



それを各国で持ち回りするのは、あきらかに政治的な利用です。

その政治利用に異を唱えると、「オリンピックに政治を持ち込むな」などと、支離滅裂なことを言い出す輩が出てきます。





日本国民はチベットやウイグルで起きていることを知らなさすぎます。

これはマスコミの怠慢でもあるのですが、我々も文句ばかり言っていないで、こうして民間レベルでできることをやっていきましょう。



まずは何が起きているかを知ること。

自分の意見を持つこと。

自分の意見を表明することです。




長野の聖火リレーに反対します。

首相の開会式参加に反対します。

5月に予定されている中国国家主席の来日に反対します。

ましてや、この時期に天皇と会見するなどもってのほかです。







賛同してくれる人は押して意思を示して下さい。

 反対します


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